CHAPTER04
デザイン・レイアウトのこと
飾るためではなく、内容が自然に伝わるように。
「その本らしさ」と「読みやすさ」を一緒に考えます。

デザインというと、色や飾りを決める作業に見えるかもしれません。
けれど本では、表紙の印象、文字の大きさ、行間、写真の置き方まで、すべてが「読みやすさ」につながっています。
表紙デザインの考え方
表紙は、タイトル・著者名・写真やイラスト・色などを組み合わせて、本の内容をひと目で伝えるものです。自分史なら落ち着いた雰囲気、作品集なら作品そのものを主役にするなど、目的によって方向性は変わります。

旅の記録・写真集など

自分史・随筆集など

絵画・書・作品集など
参考を探すなら
「この色が好き」「この表紙の雰囲気が近い」という本を2〜3冊選んでおくと、言葉だけでは伝えにくいイメージを共有しやすくなります。

フォントの選び方
明朝体は文章を落ち着いて読ませたいとき、ゴシック体は見出しや情報をはっきり見せたいときに向いています。ただし書体だけでなく、文字サイズ・行間・1行の長さも読みやすさを大きく左右します。
明朝体長い文章を、ゆったり読ませたいときに。
ゴシック体見出しや情報を、はっきり見せたいときに。
読みやすさは「余白」でも変わります
文字を大きくするだけではなく、行間や段落の間を少し広げるだけでも、ページの印象は落ち着きます。
写真や図版の使い方
写真や絵は、たくさん載せればよいとは限りません。見せたい1枚を大きく使うページと、記録として複数をまとめるページにメリハリをつけると、読み手の視線が自然に流れます。
全部を同じ大きさに
主役を決めてメリハリを

写真に添えておきたい情報
- いつ頃の写真か
- どこで撮ったものか
- 誰が写っているか
- その写真を載せたい理由