CHAPTER03

本のかたちを考える

大きさ、ページ数、縦書き・横書き、カラー。
本の内容に合う「読みやすい形」を探していきましょう。

同じ原稿でも、A5判の落ち着いた本にするのか、写真を大きく見せるB5判にするのかで印象は大きく変わります。
ここでは仕様を暗記するのではなく、「どんなふうに読んでもらいたいか」から考えてみましょう。

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本のサイズ

文章中心の本なら手に取りやすいA5判や四六判、写真や作品を大きく見せたい場合はB5判やA4判などが候補になります。読む場所や保管のしやすさも、サイズを決める手がかりになります。

四六判小説・随筆など
A5判自分史・句集など
B5判作品集・写真多め
A4判写真・図版を大きく

POINT

大きいほど良いわけではありません。手に持って読む本か、机に置いて見る本かでも、ちょうどよいサイズは変わります。

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ページ数

ページ数は原稿量だけでなく、文字サイズ、行間、写真の点数、章扉の有無などでも変わります。最初から「100ページにする」と固定するより、原稿を実際の紙面に組みながら調整する方が自然です。

同じ原稿でもページ数は変わります

文字を詰めれば少ないページに、ゆったり読ませれば多いページに。余白も本の読みやすさをつくる大切な要素です。

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縦書き・横書き

小説、随筆、自分史、句集などは縦書きが自然に感じられることが多く、数字・英字・表・写真キャプションが多い本は横書きの方が読みやすい場合があります。

縦書きが似合う本

自分史/小説/随筆/句集/歌集

または
横書きが似合う本

写真集/研究記録/実用書/資料集

迷ったら

内容の一部を縦組み・横組みの両方で試してみると、読みやすさの違いが見えやすくなります。

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カラー・モノクロ

文章中心ならモノクロでも十分読みやすく、写真や絵の色そのものを伝えたい本ではカラーが効果的です。全ページをカラーにせず、作品ページや口絵だけカラーにする方法もあります。

こんな考え方もできます

  • 文章をじっくり読む本 → モノクロ中心
  • 作品の色を見せる本 → カラー中心
  • 費用も抑えたい → カラーにするページを絞る
  • 写真は多いが記録性重視 → モノクロも候補