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アンモニア銀液を用いた神経原線維変化の染色

田島秀昭

国立国際医療研究センター国府台病院


タウオパチーのひとつであるアルツハイマー病などでは、異常にリン酸化されたタウ蛋白が蓄積することにより生じる神経原線維変化(neurofibrillary tangles:以下NFT)が特徴的な病理所見である。
NFTの染色には、Gallyas-Braak法が有効な染色法とし広く知られているが、試薬の調整や染色手技に熟練を要する。今回、我々はアンモニア銀を用いた簡便な神経原線維変化を検出する染色法を考案し、良好な染色結果を得たので報告する。


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