HOME > 例会抄録 > 第69回病理技術研究会 > 鍍銀法によるランタン染色
宮川 誠(帝京大学医学部中央動物室)
大門建夫(帝京大学医学部解剖学教室)
我々は希土類であるランタン(La)を染め出す染色法としてヘマトキシリン・レーキ法やBr-PADAP法が有効であることを明らかにした(第65回病理技術研究会発表)。
さらに他の染色法の開発や改良法を検討した。今回、金属染色の基本であるTimm法や類似の鍍銀法を試みたところ興味ある結果を得た。ランタンを腹腔投与したWisterラットをモデルとして各染色法の結果を比較したので報告する