PTAH染色の意義と実践ポイント
【質問事項】1.当院ではPTAH染色を実施する機会は多くありませんが、必要な際は市販の調整済み染色でも適切な染色は可能でしょうか、それともご発表の自家調整試薬の作製が必要でしょうか。
2.ご発表された順天法のPTAH染色を実施する際に試薬調整や染色での注意点がありましたら、ご教示いただけますでしょうか。
【回答】
1.市販の染色液でも染色は可能です。市販品は試薬の有効期限が明記されているため、染色液の劣化の心配がいらないのがメリットと思います。
2.試薬調整に関しては作成後すぐに使用することは可能ですが、1週間くらいで染色性が強くなります。そのため、作成直後の染色液を使用する場合は、染色時間が長くなると思います。染色に関しては、時間に余裕があれば室温による染色が良いと思います。加温すると、先に染色したエオジンがPTAHに置換されやすくなります。また、長時間の染色でも同様の現象がおきてしまいます。