宇宙航空環境医学 Vol. 60, No. 2, 104, 2023

ニュースレター

2. 各委員会から
(1)編集委員会から

藤田 真敬

編集委員長
防衛医科大学校 防衛医学研究センター 特殊環境衛生研究部門

2021年11月から編集委員長を仰せつかり,皆様のご支援を頂きながらこなしております。
昨今のインターネット環境の普及から,情報の公開,著作権他のお作法が変わってきており,編集委員会の先生方のお力を頂き,投稿規定の改訂に至りました。

 原稿の投稿については,若手の投稿が少しずつ増えてまいりました。有難う御座います。喜ばしい反面,査読が大変な一面も明らかになってまいりました。
 投稿に際してのお手紙,
 原稿の書き方,1 行おきの文章の記載
 図表作成の基本,許容される図表の数,
 査読に際してのお返事の書き方,
 査読後の修正原稿では査読者に修正部分が分かるように赤字入りの原稿と,清書原稿を作成すること,
 締め切りの認識,
 原稿受理に際しての写真の準備,自己紹介,略歴の書き方など,
初めて原稿を書く方には手取り足取りの指導が必要なのかもしれません。

 駆け出しのころに恩師や先輩方から受けた指導のありがたみをひしひしと実感するこの頃です。自分が恩師や先輩から学んできた事柄を次の世代に引き継いで行こうと思います。

 本誌は日本語で投稿しやすいメリットがあり,若手の投稿先としてメリットがある様に思います。上級者やベテランの投稿もお願いしたいところですが,英文雑誌との競合もあり限界もあるのかもしれません。悩みながら編集作業に勤しんでおります。

 「「宇宙航空環境医学」を PubMed に掲載できるようにしてはどうか?」というご意見を頂いております。PubMed に掲載される基準 参考)を調べましたところ,とても大変だということがわかりました。
 まずは本誌の掲載論文を増やすところからでしょうか?
 皆様の投稿をお待ちしております。

参考)
Atlas Journal Caf?, PubMed で論文検索されるようになるまでA,2017
https://journalcafe.atlas.jp/2018-02-07-422(ウェブサイト 2023年1月29日閲覧)