宇宙航空環境医学 Vol. 58, No. 2, 125, 2021

ニュースレター

1.  理事会から (1)新事務局長あいさつ
学会事務局長に就任して

河野 史倫

松本大学大学院健康科学研究科

 この度,日本宇宙航空環境医学会・事務局長という大任を仰せつかりました。本学会理事としての経験もまだ浅く事務局長の職務全うに若干の不安もありますが,これまで研究者として私を育ててくれた本学会へ恩返しができるチャンスと思い真摯に取り組んでまいります。  私が初めて本学会に参加したのは1998年の第44回大会で当時学部3年生でした。これが初めての学会発表でもありました。翌年,学部時代からの指導教員であった大平充宣先生が第45回大会長を務められ,その運営にも関わらせていただきました。2008年からは本学会における若手の会の活動を開始し,2016年からは担当理事として携わらせていただいています。編集委員,広報委員も務めさせていただいており,学会ホームページの管理担当も行ってきました。そして,2019年には第65回大会長を務め,貴重な経験を積ませていただきました。以上のように研究というものを学び始め,それを発展させた場所が本学会であり,本学会ならびに宇宙医学分野への貢献ができることは大変嬉しい限りであります。  日本宇宙航空環境医学会・事務局長の前任者である三浦靖彦先生のご尽力により,本学会の会員管理をwebで行えるシステムが導入されました。これにより個々の会員が自身の会員情報にアクセスできるようになり,また会員宛ての一斉メールも送信可能になりました。このようなwebシステムをさらに活用し,学会員の皆様全員がスムーズに会員情報へのアクセスやメール受信できるように図ることが,まず行わなければならないことだと感じています。コロナ禍が長引いている状況でもあり,webシステムを活用した学会員と事務局とのコミュニケーションは重要な位置づけであると考えます。学会運営が円滑に行われるよう努めてまいります。