宇宙航空環境医学 Vol. 44, No. 4, 105, 2007

一般演題

E-1. 細胞内炭酸ガス蓄積と宇宙病

渡邉 智法

 

Carbon dioxide accumulation in the biocell and spacesickness

Tomonori Watanabe

 

 15世紀欧州落下塔による砲弾製作が行われ,落下距離による真球度と脆さが比例する現象が知られた。金属原子に界面特性が表れ,粒子が融合せず粒径大型化・解離する分子団形成機構と重力の相関を示す。“炭酸イオン—ガス化現象は,無重力環境生命現象の主たる原因である”
 〔宇宙環境生命現象〕 気体分子は反磁性を持ち細胞膜活動に影響,神経機能低下・細胞膜損傷影響がある。
 a) 炭酸ガス濃度上昇—破骨細胞活性化・麻酔効力上昇・種子休眠・菌類活性化・血行促進・意識低下
 b) 炭酸ガス濃度低下—造骨細胞活性化・麻酔効力減少・種子覚醒・菌類不活性・血管収縮・意識回復
 c) 細胞群集団信号常同期—覚醒状態
 d) 細胞群集団信号非同期—非覚醒状態
 手術中の意識回復と運動機能未回復現象は,神経間情報伝達物質運動系統と磁気変調伝播脳高次機能系統が存在し,後者回復による感覚回復と細胞群集団同調による覚醒機構を示す。携帯電波や反磁性分子は細胞膜磁気信号に干渉し,信号撹乱は思考や恒常性・運動機能・感覚低下を招きかつ群集団非同期により意識低下となる。また,細胞膜損傷は女性ホルモン過多となり,心理的影響や癌化などの諸症状を発症する。人代謝効率を超えると,地上でも上記影響があり発達障害も起こる。NASA乾燥ガス封入再現失敗と,水蒸気含有気体不拡散から炭酸ガス水蒸気連携が判明。(2003.3宇宙環境・炭酸ガス確認により滞在期間変更)
 〔柔毛運動継続と宇宙酔い〕 分子間歪は結合軌道偏向により原子核位置安定性に影響し,原子核が円運動を開始すると電子軌道の動向から波のうねる様な運動を物体形状に発生させる。無重力状態の加圧は自由伸縮運動(自由振動)を柔毛に発生させ,反復加圧により結合軌道変調が固定化され打上経験に準じて残留期間が延長する。結合軌道変調は,THzLbにより黒いスジとして検出可能である。(コロンビア右翼破損)
 〔両環境感覚相違による各器官特性変化と神経系解析〕 
(http: www.youtube.com/planetcosmos999)
 a) 常自覚—信号常変化・移動物体・点滅・異色調・異音調・内耳柔毛運動・可変速度・重力+他加速度
 b) 無自覚—信号無変化・静止物体・点灯・同色調・同音調・内耳柔毛静止・0加速度・重力回転盤上で斜下方の落下感覚を受けるため,通常は鉛直下方信号が出力されながら感じていない。宇宙環境信号は0加速度情報である。信号に情報が付加され,その変化量に神経細胞が反応している。常出力信号の変化量感知機構は,微小・微量変化を検知し印象に強く残る。
 a) 細胞群集団細胞間信号同期システム・信号パターン再現機構と記憶再生・周波数変調と細胞応答
 b) ノイズが駆動信号として作用するノイズ音声欠損情報補完機能。(誤作動による幻覚・幻聴・錯覚)
 生命維持機能細胞活動と高次機能磁気情報伝播・解析・加工・発信機能の信号波形を分類し,資源の配分機構を解析すると細胞群集団の構成や機能連携・情報管理機構が理解できる。
 ※風振が音声と聞こえる。音伝播状態悪化と胎児脳高次機能発育影響。烏賊回転と上昇行動。