“On-ko-chi-shin”: Management of Cytology Specimens
【質問事項】
1.免疫染色や遺伝子検索を実施する際、細胞転写法を用いた方が良いか、LBC標本の残検体から新たに標本を作製するべきか?アドバイスをいただけますと幸いです。

2.細胞転写法はスライドガラスの種類によって成否の差は出るのでしょうか。例えばシランコートの場合の注意点などをご教示いただけますでしょうか。


【回答】
1.結論から申し上げますと、LBC残検体が十分に確保できる場合はLBC残検体からの新規追加標本作成」を第一選択とし、残検体がない(パパニコロウ染色の標本のみ)場合や、特定の単一異型細胞群を選択的に解析したい場合に細胞転写法」を選択するのが一般的かつ確実な運用です。細胞転写法で行った場合は、パパニコロウ染色等の鏡検により目的細胞を確認したうえで、その細胞についての結果を確認できる利点はあります。目的により使い分けをしてください。

2.元標本が強力なコーティング(シラン/MAS等)されている場合においても経験上、細胞が剥がれにくい、剥がした細胞が転写先のガラスに接着が弱いなどの現象は経験していませんので、今後不都合な現象などを経験されましたらお知らせください。


【追加のご発言】
他に質問などございましたらお知らせください。

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