衛生検査所におけるタスクシフトへの取り組み 現状と課題
【質問事項】
1)常勤病理医が自ら切り出しすると判断する症例は,どのようなものですか?
2)詳細なわかりやすいご講義ありがとうございます.切り出しのマニュアルを独自に作成している知のことですが,可能な限りで良いのですが切り出し方法について教えて頂くことはできませんでしょうか.自施設も技師やレジデントが切り出しに携わっておりますが確立したマニュアル本が少なく参考にさせていただければと思います.失礼なお願いで申し訳ありません.可能ならお願い致します.また参考資料で良いものがありましたら教えてください.

【回答】
1)肉眼所見について切り出し図(写真)だけでは病理診断報告が難しく品質の低下を招くと判断されるもの(肉眼的な病変範囲が難しいもの,切り出し時に血管拘束断端や気管支などをたどる必要がある臓器)は病理医の判断により切り出しをしています.
2)基本的には癌規約や外科病理マニュアルを参考に当社の病理医が監修していますので.
ご施設毎の病理医の先生が主導となって作成されるのが良いかと思います.

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