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歯の神経線維染色としての鍍銀法

宮川 誠1)、兒野善穂2)
帝京大学医学部中央動物室1)
帝京大学医学部口腔外科学教室2)


 一般的な神経線維の検出法として免疫組織化学が広く利用されている。しかし、臨床医学、特に歯科の検体は固定の方法、時間、固定液などの条件が必ずしも免疫組織化学に適しているとは限らない。

今回我々は、まれな歯科組織検体における神経線維の局在や分布を組織化学的に観察する方法として鍍銀法に着目した。そして、歯髄神経線維の局在や分布を検出するために、様々な鍍銀染色法を試みた。

一部方法を改変するなどして、観察に適した染色結果を得ることができたのでその方法を紹介する。

また、歯ばかりでなく、他の臓器に応用した染色例も合わせて供覧する。


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