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細胞診標本における免疫染色での抗体の進達深度

広井禎之、冨永晋、館亜矢子、西尾裕子、河合俊明

防衛医科大学校病理学講座


要旨:95%エタノール湿固定の細胞診標本において、2次抗体、及びストレプトアビジン30分の条件で免疫染色(LSAB法)を行った場合、重積生のある細胞集塊に対して、抗体は集塊表層より役10μm程度の深さしか浸透しないことを本研究会第52回例会で発表した。
今回は抗体の反応時間を種々変化させ、それぞれの抗体進達深度を共焦点走査レーザー顕微鏡で計測した。そして、細胞診標本における免疫染色で抗体を細胞集塊底部まで浸透させる条件を設定したので報告する。


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