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細網繊維の鍍銀染色 精度管理事業報告

外山志帆1) 渡邉俊宏2)

1) 順天堂大学医学部附属練馬病院 病理診断科
2)株式会社アムル 上尾中央臨床検査研究所 病理学検査


 第113回日本病理組織技術学会では、精度管理事業として細網線維の鍍銀染色(渡辺法またはNF法)を取り上げた。細網線維を可視化する手段として、病理診断では線維化の評価などに用いられる日常的な染色である。今回、鍍銀染色の精度向上を目的として、71施設にご協力いただき、鍍銀染色における現状を調査した。
 今回の精度管理事業の方法として、(1)10%緩衝ホルマリン溶液で固定したブタ肝臓パラフィンブロックより、6μ切片を作製し、各施設に2枚ずつ配布した。(2)各施設で鍍銀染色(渡辺法またはNF法)を実施いただき、(3)自施設の使用している方法、試薬、試薬の処方、染色手順などに関するアンケート用紙とともに提出いただいた。
 評価方法としては、細網線維の染色性、細網線維と膠原線維のコントラストについて3段階で評価を行い、スライドガラスへの銀顆粒の沈着や染色ムラなどを減点対象とした。当日は、提出いただいた標本を供覧しながら、アンケート用紙による統計を加えて、染色結果について報告する。


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